定義できないユニークさだ。

物語から絵画のようなイメージが、音楽からビジョンが溢れてくる。

Brendan Canty (Fugazi, The messthetics)

​9th Full Length Album

2019年11月17日

レコ発@東京 両国SUNRIZE

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01. スティグマ Play on Youtube
02. 暗闇でアジテート
03. デラシネ
Play on Youtube
04. 座礁のノア
05. 迷草の花
06. キリギリス
07. 大口叩き
Play on Youtube (MV)
08. 真夜中の太陽
09. 千の憂い
10. いくつかの嘘
11. 煙

PRODUCED BY MUSHAxKUSHA

​DIRECTED BY ウエダテツヤ、石島聡、安藤升二

RECORDED BY 安藤升二 (Fenice)
MIXED BY 橋本 拓也 (Tokyo Recording Co., Ltd)
MASTERED BY 塩田浩 (Tokyo Recording Co., Ltd)
COVER DESIGNED BY C7

製品情報

アーティスト:MUSHA×KUSHA(ムシャクシャ)
タイトル:影囁く暁に
製品番号:FECD-0164
発売日:2019.11.20
税抜価格:¥2,700

​今作に寄せて

MUSHA×KUSHAは1997年に高知で結成されたロックバンドである。踊り子の存在、4弦ギターの歪なサウンド、和洋混沌の音楽性、誰かが言ったThe Dead Kennedys + The Doors + 山口百恵。2000年代の日本のインディーズシーンでは綺麗に染まった異彩を放ち続け、ショウビジネスに振れる事を放棄し、ただひたすらに日本中のライブハウスを駆けまわった。

1998年のデビューから2009年までの所謂全盛期には、平均して年間約200本に及ぶライブを約10年間。家なんか無い。ギャラとCDやグッズの売り上げを糧に、一年中全国を機材車で放浪するのだ。あまりの過酷さから止まらないメンバー脱退と、そして加入。その中で強固さを増していった作詞と踊りの梅原、歌と4弦ギター池田、2人と毎年入れ替わるメンバーたちとしてのMUSHAxKUSHAの幻の世界。言わばSEASON 1であった。

そしてその終わり際、遂に2009年にふたりぼっちになっちまって活動状況は一変。激減したライブ、固まらないメンバー、産まれない作品。1年、また1年、少しづつ色が薄くなる実感、懐かしむ遺物へと変態をしている実感。家があるMUSHAxKUSHAなんて・・・と誰かが吐き捨てる事に唇を噛む。そして2人で交わした「止まったら、辞めたら、オシマイ」という約束。2人の幻の世界で這い回って、少し息をしていた。SEASON 2だった。

・・・私はこう思う。2人のMUSHAxKUSHAが2009年に東京に不時着したその時、既に影はそこに居た。待っていた。そして何かが決定付いた。2011年、石島加入。2014年、ウエダ加入。2016年平加入。皮肉にも東京で虫の息になって7年、結成から18年、遂に、そして偶然に、本質的な5人のMUSHAxKUSHAの原型が現る。過去に無い演奏の圧力、完成度、アレンジ、そして理解。再びバンドの核に火が灯る。結成20年の2018年に再録ベストアルバム「?」での清算を終え、狙い澄ましたように2019年初頭のアメリカツアー中に降りてきた新作のビジョン。もうこれは必然なのだ。これは5人のMUSHAxKUSHAによる10年振りの、いや、新たな1st Album。完全新作。バンドは奇跡?生物?とんでもない。これはMUSHAxKUSHAと言う普遍のビジョンの単なるストーリー。人生は短い。必然の往来を、懐かしむ暇なんてないだろう。音を、言葉を、聴いて、ただ感じ、思考したらよい。一巻の終わりまで。

​囁木 影太郎